レトルト工房 ~錬金術師の仕事場~

個人サークル「レトルト工房」のブログです。現代科学の最後尾を独走中です。

一日一星 No.0076「一、生命についての考え方の歴史」『生命のふしぎ』

この著作はショートショート作品集ではないが、星新一の最初の著作ということで読んでみた。
今回読んだのは最初の一章で、人類が生命をどうとらえていたかを辿ったもの。概要なのでざっくりしているが、それぞれの時代のブレイクスルーになった発想が面白い。ここから視野を広げて哲学や医療や錬金術等の歴史を学んでみたくなる。現代人から見ると当たり前のようなことに過去の多くの人が頭を悩ませているが、未来人から見れば現代人も思わぬところでつまづいたり遠回りをしていたりするのだろう。