レトルト工房 ~錬金術師の仕事場~

個人サークル「レトルト工房」のブログです。現代科学の最後尾を独走中です。

一日一星 No.0072「奇妙な社員」『宇宙のあいさつ』

現代(2021年)の「働き方改革」を思わせるような内容(ワークライフバランス的な意味で)。途中までは社員がリゾートマンションか何かを買って資産運用でもしているのかと思っていたが、意外な展開。忙しい本業の息抜きに副業というのはワーカホリックのような感じがするが、暇をもて余すタイプの人にはいい気分転換になるのだろうか。
それにしても、普段具体的な人名を出さない星新一が「山崎和彦」という名前を登場人物につけたのは、何か意味があるのだろうか?奇妙な社員を追跡する過程で具体的な名前が必要だと考えたのかも知れないが、いつも通りに「N氏」でも良いような気がする。