レトルト工房 ~錬金術師の仕事場~

個人サークル「レトルト工房」のブログです。現代科学の最後尾を独走中です。

一日一星 No.0011 「常識」『かぼちゃの馬車』

これは精神分裂で人格がどんどん増えていく話だが、医者は何故統合する核になる人格を、「常識的に」仕事をする人格にしたのだろうか。外部と繋がっているからだろうか?確かに、自己完結している人格よりも外部と関係している人格の方が、社会性がある分統合した後社会に組み込み易いだろう。複数あるドッペルゲンガーのうち、他者との関わりが強いドッペルゲンガーは未亡人と付き合う人格と仕事をする人格であり、より社会性が強いのは仕事をする人格だろう。ところで主人公は自分が本人だと思っているが、本当に本人なのだろうか?主要人格が分離した後の出がらしみたいになっているが…。