レトルト工房 ~錬金術師の仕事場~

個人サークル「レトルト工房」のブログです。現代科学の最後尾を独走中です。

一日一星 No.0022「悪魔の椅子」『かぼちゃの馬車』

何かが起きそうでなかなか起きず、思わぬ人が思わぬ目に遭って終わる。落ちも切れがいい。悪魔から見ると盲点を突かれた感じで、正に悪魔的所業。3つの願いの最初に願いの回数を無限回にしてくれと言う感じ。こういうのは最初に相手に禁じ手だと断っておくべきなのか。悪魔稼業も楽ではないなと思った。
あと、他の作品でも気になったところだが、会話の途中で悪魔と願いを叶える相手との口調がタメ口からですます調に変わる理由がよくわからなかった。悪魔からすれば願いを叶えてやる相手はお客さんなので口調が丁寧になるのか。それとも他に理由があるのか…。