レトルト工房 ~錬金術師の仕事場~

個人サークル「レトルト工房」のブログです。現代科学の最後尾を独走中です。

一日一星 No.0071「ひとりじめ」『宇宙のあいさつ』

盗んだ金の分け前を渡したくない気持ちはわかるが、相棒をはねてしまっては、その事件の捜査で足がついてしまい、逮捕されるのではないか?酔っているせいかも知れないが、行動が短絡的な感じがする。大体自動車で帰る前にバーで飲んでしまうところに昭和っぽい大らかさ(あるいはいい加減さ)を感じる。給料を現金輸送車?で運ぶところも昭和っぽい。
ところでこの相棒は、自分が幽霊になってしまったことを自覚しているのだろうか?中盤で主人公と会話しているシーンでは生き延びたつもりでいるように見えるが、ラストでは当たり前のようにドアを通り抜けて入ってくる。本人の意志というより、呪いの穴の呪力に突き動かされているのだろうか。