レトルト工房 ~錬金術師の仕事場~

個人サークル「レトルト工房」のブログです。現代科学の最後尾を独走中です。

2020-11-08から1日間の記事一覧

一日一星 No.0047「悪人と善良な市民」『宇宙のあいさつ』

ショートショートとしては結構長いが、最後の一行以外は全て会話。すごく饒舌で過剰なくらい想像力が豊かな被害者(途中で立場が逆転するが)。こういう会話で構成された作品も、星作品の中には色々あるようだ(「町人たち」等)。 善良な市民が善良な市民という…

一日一星 No.0046「宇宙の男たち」『宇宙のあいさつ』

冒頭の宇宙描写、 「操縦席の前にある窓の外には、静寂で透明な暗黒が限りなくひろがっていた。そして、その果てには数えきれぬ星々が散っていた。虹を凍らせて砕き、ちりばめたとも思えるほど、色とりどりの星々が。」 は、「気まぐれな星」と同様、星作品…