レトルト工房 ~錬金術師の仕事場~

個人サークル「レトルト工房」のブログです。現代科学の最後尾を独走中です。

一日一星 No.0030「新しい遊び」『かぼちゃの馬車』

ロボットを戦わせる競技なら、今でもロボ1がある。ただ、ルールがあるし、自動で戦うわけではなく人間が操作する。いずれはAI搭載のロボットが戦う時代が来るかも知れない。これからはAIとロボットの発達で人間の仕事が半分になると言われているが、次第にこの話のように、思索、思考することが人間の最後の仕事になっていくのだろうか。星新一の作品は、人間に最後に残されるものが思索や好奇心であることが多いと思う。やはり星新一自身が知的な人だからだろう。私は、決断、選択することが最後に残ると思うのだが(ロボットには責任を持って決断、選択することはできないだろう)。
最後に将棋やチェスとどこが違うかという落ちになるが、将棋やチェスは戦えと命じれば戦ってくれるわけではなく、自分の頭脳を駆使して自分が戦うので、そんなに似ていないのではないだろうか。