レトルト工房 ~錬金術師の仕事場~

個人サークル「レトルト工房」のブログです。現代科学の最後尾を独走中です。

一日一星 No.0066「初雪」『宇宙のあいさつ』

ポストアポカリプス作品。
この二人は次の世界のアダムとイブになるのか?それとも核戦争で被爆してしまい、未来が無いのか?男は不満タラタラだが、女は生活を楽しんでいるようにさえ見える。年下のイケメン(「美しい眉の下の目」という描写にイケメン感がある)をゲットしたからか?
それにしても、この二人はデパートの地階倉庫にいたから助かったようだが、そうであれば似たような状況で生き残った人がそこそこいそうな気がする。生活物資は廃墟のそこここに残っているようなので(女が太っているという描写から、食料事情は良さそう)、こんな生活をしている人がお互いの存在を知らずに点々と暮らしているのかも知れない。